令和3年8月18日(水)、衆議院第1議員会館多目的会議室において、国公立大学振興議員連盟 第20回総会が開催されました。
文部科学省からは、丹羽秀樹副大臣、伯井美徳高等教育局長らが出席されました。
公立大学協会からは、松尾太加志会長(北九州市立大学長)、川上伸昭副会長(宮城大学長)、相原道子副会長(横浜市立大学長)が出席しました。
松尾会長より、資料「公立大学の取組みと課題~コロナ禍における成果と課題~」に基づき、主に3つの視点での説明がありました。
1.公立大学の新型コロナウイルス関連研究成果、
2.コロナ禍における公立大学の研究成果とリカレント教育
3.コロナ禍における経済的支援とワクチン接種におけるの公立大学の課題
新型コロナウイルス関連研究成果の一つとして、相原副会長から横浜市立大学の研究成果の事例紹介(①モノクローナル抗体の開発と実用化、②高齢者施設等における新型コロナウイルスの集団発生に対する包括的な支援)がありました。
最後に地方創生に資する公立大学の役割と課題について、公立大学がこれまで培ってきた取組みを生かしながら、それぞれの地域とともに地域が抱える課題を解決できる存在となること、また大学の研究成果を活かしつつ、地域の産業創出や雇用拡大、産学官連携を促進すると共に、人材育成や若者の地方定着にもつながるような役割を果たしていくことの必要性と、その支援を訴えました。
(資料は→こちら)
最後に、冨岡勉事務局長から、国公立大学が地域の知の拠点となり研究開発を進めることにより地方を振興し、日本の発展につながるとの結びのあいさつがありました。
○ 次第
国公立大学振興議員連盟 第20回総会議事次第 PDF
○ 公立大学協会出席者
松尾会長、川上副会長、相原副会長、中田常務理事・事務局長
法人理事長1名(公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学)
河村建夫会長 |
丹羽秀樹副大臣 |
冨岡勉事務局長 |
猪口邦子議員 |
松尾太加志会長 |
相原道子副会長 |
決議文手交(丹羽秀樹副大臣) |
会場の様子 |