令和3年9月14日(火)~16日(木)にかけて、公立大学学生ネットワークが主催する、”LINKtopos2021″(令和3年度全国公立大学学生大会)が開催されました(LINKtoposについては、こちらをご覧ください)。
今年度で9回目を迎える本大会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から昨年度に引き続きオンラインでの開催となりました。
本年は公立大学学生ネットワークの発足のきっかけとなった東日本大震災から10年の節目となることから、大会テーマを“あれから、これから”とし、災害が起きる前に・災害が起きた時に自分たちに何ができるかということを考える大会となりました。
震災当時、公立大学生のボランティア活動の拠点となった岩手県立大学をオンラインの発信拠点として開催し、全国の公立大学から150名以上の学生・学長・教職員らが参加しました。
14日(火)はオープニングイベントとして、バーチャル空間サービス「oVice」を利用し、参加学生の日々の地域活動を紹介するポスターセッションを行いました。
大会一日目となる15日(水)は、オンライン会議サービス「Zoom」を利用し、岩手県立大学の鈴木厚人学長からご挨拶をいただいたのち、ゲストスピーカーによる講演とテーマに分かれたワークショップを行いました。
<ゲストスピーカー>
「釜石から命守り、育む力を」菊池のどか 様(株式会社8kurasu 防災教育推進担当)
「三陸鉄道スタディツーリズム 震災学習列車の車窓から」二橋守 様(三陸鉄道株式会社 経営企画部物産課長)
「経験を教訓へ~車いすユーザーが語る被災体験~」高橋未宇 様(陸前高田市立高田小学校元児童)
<ワークショップ>
テーマ1 配慮・ケア
テーマ2 復興・町おこし
テーマ3 コロナ禍における地域活動
二日目の16日(木)は、ワークショップの報告会が行われ、公立大学協会会長である北九州市立大学の松尾太加志学長に講評いただきました。
また本大会は、公立大学学生ネットワークのOB・OGの代表の方々からメッセージをいただいたり、実際に大会に参加いただいたりするなど、“あれから”の活動を振り返りながら、来年度以降の“これから”の活動に繋げていく大会となりました。
ポスターセッション(oVice) |
ワークショップ(Zoom) |