令和4年8月31日(水)~9月2日(金)にかけて、公立大学学生ネットワークが主催する、”LINKtopos2022″(令和4年度全国公立大学学生大会)が開催されました(LINKtoposについては、こちらをご覧ください)。
新型コロナウィルス感染症の影響により3年ぶりの対面開催となった今年は、京都府福知山市に立地する福知山市立大学を拠点として開催し、全国23の公立大学から約120名の学生・教職員が参加しました。
大会テーマは”ReStart”。昨年は”LINKtopos”の原点である東日本大震災から10年を迎えましたが、今年は11年目の「再出発」を大会の軸に据え、防災・減災に加え、コロナで強く意識するようになった「自己」と「他者」についても盛り込みながら、地域で生きる公立大学生に何ができるかを考える大会としました。
一日目は、福知山市立大学の川添信介学長からご挨拶をいただいたのち、福知山公立大学客員教授の中貝宗治先生(前豊岡市長)にご講演をいただきました。 また、福知山市のまちあるきを通して、市の歴史や水害について学びました。
「多様れ複雑な現代のまちで、新たなスタートを」福知山公立大学客員教授 中貝宗治先生(前豊岡市長)
二日目は、一日目にいただいた講演を踏まえ、グループごとに分かれてワークショップを行いました。
テーマ1 感染症対策を考える災害時における避難所シミュレーション(ゲスト 京都大学教授 牧 紀男 先生)
テーマ2 地域防災~災害予防活動を通じて地域貢献のRESTARTを考える~(ゲスト 福知山公立大学特命教授 横山 泰昭 先生)
テーマ3 未来に役立つ本当の自己分析~大学生のためのキャリアデザイン講座~(ゲスト 北九州市立大学教授 見舘 好隆 先生)
テーマ4 多様性ってなんだろう?~やさしい心で私もあなたも大切に~(ゲスト 岡 笑叶 先生)
最終日である三日目は、ワークショップの発表会を行いました。これまで各大学の団体で実施してきた地域貢献活動をもとに、大会を通じて全体で共有することとで、これからの地域貢献活動をより発展させるモチベーションやアイディアに繋げることができました。