警視庁組織犯罪対策部国際犯罪対策課より、標記の件について周知の依頼がありましたので、以下のとおりご案内いたします。
○ 概 要:
最近、日本に住む中国人の携帯電話に、中国大使館や中国公安局を名乗る者から電話があり、お金を要求される詐欺被害が多数発生しています。中国人留学生の被害も多く発生しています。
まず、中国大使館や中国公安局等を名乗る者から電話があり、
「あなた名義の銀行口座や携帯電話が犯罪に使用された。」
「あなたから中国に不正な郵便物が届いた。」
「あなたに逮捕状が出ている。」
「被害者が出ている。保証金が必要だ。」
「払えなければ強制送還される。」
などと高額なお金を要求してきます。
また、留学生自身に誘拐を自作自演させて、両親にお金を要求する被害も発生しています。
被害に遭わないために、大使館や公安局を名乗る電話であっても、一度電話を切って、家族や身近な人、警察に相談してください。
このような詐欺の被害について、学生全体に広く注意喚起をお願いします。