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[愛知県立大学]「NAFSA 2015ボストン大会に参加して」 桑村昭准教授

2015年7月29日

2015.6.30
「NAFSA 2015ボストン大会に参加して」
愛知県立大学入試・学生支援センター国際交流室
准教授(国際交流担当)桑村 昭

 去る2015年5月下旬(5/24~29)に米国ボストン市で開催されたNAFSA(国際教育者協会)年次大会に参加し、日本の公立大学の概要と国際教育についてポスター発表を行いました。北米を拠点とするNAFSA:Association of International Educatorsは、第二次大戦後の1948年に設立され、現在世界150か国・地域、3500機関超に所属する会員約1万人の非営利国際教育交流団体で、米国又はカナダの主要都市で開催される年次大会には、各国高等教育機関の国際教育交流アドミニストレーター、教員、専門職員等総勢1万人が一堂に介して国境を越えた交流を深めます。大会の趣旨は、研究・事例発表、講演・セミナー・ワークショップ、留学フェアなど多彩な国際教育交流活動を通じ、参加者の国際教育分野の専門性を高めると共に、機関同士の国際連携を強化しようというものです。

 今回の発表は、Country Fairの一環として行い、国際教育の舞台で日本の他大学(国・私立大学)と比べ存在感の薄い公立大学と国際交流の活発な海外の公立大学との接点を見出して、相互理解を少し深め、交流意欲を喚起しようとする試みで、当日28日10~12時の時間帯には20組を超える米国を始め各国(欧州・アジア)の公立大学関係者がビジターとして訪れ、公立大学共通の課題についての意見交換などを通じて活発に交流しました。

 留学フェアでは、日本から本学含む国公私立62大学(過去最高)が出展し、桜の花で彩られたStudy in Japanコーナーで大学広報を展開しました。また、在日米国大使キャロライン・ケネディ氏の基調講演があり、歴史の町ボストンでの大会を大いに盛り上げました。また、近年停滞気味の日米大学間の双方向学生交流を促進するために、同氏も関わるTeamUp RoadMap(CULCON発)ウェブサイトのお披露目会に招かれ出席してきました。

NAFSA_2015_001Study in Japan日本留学コーナー
(ボストン国際会議・展示場)
NAFSA_2015_002Opening Celebration会場
(世界貿易センター)

参考資料