一般社団法人 大学IRコンソーシアムより、合同シンポジウム・勉強会「大学の教育活動の成果を検証する~学修成果は「誰のため」「何のため」に可視化するのか~」の周知依頼がありましたので、以下のとおりご案内いたします。
○ 主 催:
一般社団法人 大学IRコンソーシアム
大正大学エンロールメント・マネジメント研究所
一般財団法人 大学IR総研
○ 概 要:
主催3団体は、昨年度、初めての試みとして合同シンポジウムを開催しました。「学士課程教育の質保証実現に向けて」をメインテーマに、政策的な視点、大学経営の視点、各IR組織からの視点など、複合的な視点から議論を深めることができました。
そのシンポジウム以降も、大学に対する質保証や教育活動の成果検証の要請は高まるばかりです。折しも、認証評価の第3サイクルが本格化する中で、「大学が自ら定めたポリシー通りに学生が育っているのか」という命題を検証することは、すべての大学において最優先の課題になっています。
そこで、今年度も3団体でこの命題に多角的・総合的に議論する場を設定いたします。「ポリシーの検証」と、そのために必須となる「学修成果の可視化」について、国としての動向や、全国の大学の事例、学修成果の可視化をするときの留意点などにつき、登壇者のみなさまから先進的な話題を提供していただきます。その後、教育活動の成果を立証する方法や、成績評価と学修成果をどのように結び付けていくかなどについて、総合的に討論を行います。ご参加のみなさまとともに、高等教育全体の価値向上のために考察を深める機会となれば幸いです。
○ 日 時:
令和元年9月5日(木)13:00~17:30 情報交換会 18:00~19:30(会費3,000円・事前申込制)
6日(金)10:00~17:30
○ 場 所:上智大学 四谷キャンパス
○ 内 容:
9月5日(木) 合同シンポジウム -学修成果の可視化とその活用-
13:00 開会
13:05 「基調講演」
前・国立教育政策研究所所長 常盤豊
13:45 「内部質保証体制の確立~各大学の評価に基づいた可視化の実践事例の考察~」
関西学院大学教育学部准教授/大学基準協会大学評価研究所一般研究員 江原昭博
14:15 (休憩)
14:30 「大学IRコンソーシアムの学生調査を用いた学修成果の可視化」
大学IRコンソーシアム代表理事/大阪府立大学副学長 高橋哲也
15:10 「何のために学修成果を可視化するのか:目的・ステークホルダー・方法」
政策研究大学院大学政策研究科教授 林隆之
15:40 (休憩)
15:55 パネルディスカッション「学修成果の可視化とその活用」
【登壇者】常盤豊、江原昭博、高橋哲也、林隆之(所属等は前掲の通り)
【ファシリテーター】大学IR総研調査研究部研究員 村山和生
17:25 閉会挨拶
18:00 情報交換会(~19:00)
9月6日(金) 第13回EMIR勉強会 -数値による成果主義とIRの間(はざま)-
10:00 オープニングトーク
大正大学EM研究所所長/IR・EMセンターセンター長 福島真司
10:15 AMセッション 海外ゲスト招待講演:米国大学IRの最新事例(逐次通訳あり)
「米国大学ではなぜ卒業率が重要なのか~EAB(Education Adversely Board)のインパクト~(仮)」
米国 University at Albany,State University of New York
Assistant Vice Provost for Academic and Resource Planning Jack Mahoney 氏
12:30 (休憩)
13:30 PMセッション 国内IRに関する話題提供とオープン・ディスカッション
総括提起「数値による成果主義は、IRにとって真に追い風か」
大正大学 福島真司
「アウトプット指標の効用とその先にひろがるIRの豊穣(仮)」
筑波大学大学研究センター准教授 加藤毅
「学生データを意味づけるのは誰か」
大正大学EM研究所専任講師 日下田岳史
「IR指標を可視化してどう活用するのか―企業と大学の経験から―」
千葉工業大学大学改革推進室長/元格付投資情報センター(R&I)シニアアナリスト 下山直人
「企業は学修成果をどう活用するのか~新卒採用場面の現状とこれから~」
株式会社ベネッセi-キャリア取締役新卒事業本部本部長 大竹航
16:20 オープン・ディスカッション
17:25 閉会ご挨拶
○ 参加費:無料(情報交換会は3,000円)
○ 定 員:350名
○ 締 切:8月30日(金)
申込は、大学IRコンソーシアムの予約ページよりお手続きください。